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FacebookのARアプリケーションサービスSparkARとは

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Facebookは、2017年からARサービスであるSpark ARを公開しています。当初はFacebook内での使用が中心で、ほかのSNSでの使用は限定的でした。しかし、2018年からInstagramでの使用を可能にするなど、徐々にサービス内容を拡大しています。Spark ARの機能や利用シーン、そして今後の可能性について解説します。

Spark ARとは

(引用元:Spark AR公式サイト)

Spark ARとは、2017年からFacebookが提供しているARツールです。専用の開発環境を使用して制作したARエフェクトを、Facebookアプリ内のカメラで使用できます。写真や動画にエフェクトをつけることで、一層目を引く投稿に仕上がります。また、ほかのクリエイターが制作したARエフェクトを使用することも可能です。

Spark ARの主な機能

(引用元:Spark AR公式サイト)

Spark ARの主な機能は、顔やボディパーツ、表情などを認識できる技術を用いたARエフェクト制作です。Spark AR Studioという開発環境を使用することで、好みのエフェクトを制作できます。写真にフォトフレームを貼りつける写真撮影アプリのようなものや、人物に3DCGを重ねる立体的なものなど、制作できるARエフェクトはさまざまです。さらに、表情の違いを読み取ってエフェクトを変える表情認証や、複数の人物に物体やアクションを割り当てる複数顔認証なども制作できます。難しそうに思えるARエフェクトですが、Spark AR Studioを使用すると、プログラミングの知識がなくても制作可能です。特定のプログラミング言語を使用するのではなく、部品をつなぎ合わせるエディターを活用することで、エフェクトを視覚的に設計できます。また、Spark AR Studio は3Dオブジェクト売買のプラットフォームであるSketchfabと連携できるので、表示するオブジェクトを自作できなくてもARエフェクト制作が可能です。

Instagramでの利用も可能に

(引用元:Spark AR公式サイト)

2019年8月14日、Spark ARのオープンベータ版がInstagram向けにリリースされました。これにより、すべてのInstagramユーザーがSpark ARを利用できるようになったのです。クリエイターはSpark AR Studioを使うことで、Instagramのストーリーズで使えるARエフェクトを制作し、公開してユーザーに使ってもらえます。つまり、ユーザーはストーリーズ作成時に好みのARエフェクトを選択することで、写真や動画を印象的な作品に変えられます。ストーリーズは投稿内容が24時間で消えることから、自己表現の場として使われることが多いInstagramの人気機能です。そのストーリーズでARエフェクトが使えるようになったことで、ユーザーがより主張性がある投稿をしやすくなったといえます。

Spark ARを用いた作品や事例

すべてのInstagramユーザーに公開される前は、Spark ARは限られたクリエイターにのみ提供されていました。限定公開期間中に日本で初めてARエフェクトをデザインした著名人は、渡辺直美さんです。渡辺さんらしいカラフルで派手な髪型やメイクを体験できるエフェクトが、2種類公開されました。カメラエフェクトは、いつもの写真や動画に手軽に変化をもたらせることから人気を集めています。また、人物の顔や手などのパーツを正しく認識できるSpark ARを利用して、自分の顔や体を使って遊ぶミニゲームも登場しています。口を動かして流れてくる食べ物を食べたり、顔に向かって飛んでくる障害物を避けたりするゲームが登場しています。ARの活用シーンの幅広さを実感させる作品が、Spark ARのサービス拡大によって生まれているのです。

エフェクトギャラリーとは

エフェクトギャラリーは、ほかのユーザーが制作・公開しているARエフェクトを一覧で表示するInstagramのページです。「動物」「ユーモア」「イベント」などカテゴリーが分けられているので、ユーザーは目当てのARエフェクトを効率的に探せます。また、ARエフェクトを制作するクリエイターは、エフェクト登録時に適したカテゴリーを選ぶことで、よりユーザーに使ってもらいやすくなります。エフェクトギャラリーから気になるARエフェクトを選び、「試す」をタップすることで、ストーリーズカメラが起動されます。エフェクトを確認して気に入ったら、「カメラに保存」をタップしてカメラ内に保存可能です。好みのエフェクトを保存しておくと、ストーリーズカメラ起動時にすぐ呼び出せます。

エフェクトギャラリーの可能性

InstagramでのSpark AR提供開始に伴うエフェクトギャラリーの登場により、新しい人気クリエイターの誕生が促進される可能性があります。エフェクトギャラリーでは、エフェクト名とともに制作者名が表示されます。そのため、多くのユーザーから支持されるARエフェクトを作ることで、クリエイターの知名度は上昇するのです。Facebookの発表によると、これまでSpark AR Studioによって制作されたARエフェクトは、FacebookやInstagramなどを通じて世界中で約10億人以上が使用しています。エフェクトギャラリーの登場によって今後さらにARエフェクト使用者が増えると、エフェクト数増加に伴って人気クリエイターが生まれる可能性が高まるのです。

ARサービス「Spark AR」がARを身近なものに

FacebookやInstagramを通じてARエフェクトを楽しめるSpark ARは、ARが身近なものだと感じるきっかけをユーザーに与えてくれるサービスです。今後ARに興味を持つ人がさらに増えることを想定し、早めにARを活用したサービス導入を検討するのも良いかもしれません。ビジネスシーンでARを活用したいと考えている方は、ARサービスの企画や開発、運営事業を行っている会社へご相談ください。

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