本記事では2019年12月にリリースされたARアドベンチャーゲーム「ロイと魔法の森」プロローグ編の概要についてご紹介します。
ARゲーム「ロイと魔法の森」がリリース
2019年12月、curiosity株式会社よりARスマホアプリゲーム「ロイと魔法の森」がリリースされました。本コンテンツはAR機能をメインコンテンツとしたアドベンチャーゲームであり、Magic Leap Oneで楽しめるMR版もあることなどから注目を集めています。
「ロイと魔法の森」概要
「ロイと魔法の森」は現在プロローグと称されたイントロダクションのようなストーリーをプレイすることが可能です。収録コンテンツは3つのミニゲームで、それぞれ「キャンドルチャレンジ」、「樽チャレンジ」、「ミニバトル」と名づけられています。プレイ内容はいずれもAR機能を用いたインタラクティブな体験を生み出すもので、2.5m四方のプレイエリアを確保するよう公式で発信されている通り、プレイヤーは広範囲を自由に動きながらARゲームを楽しむことができます。また、同ゲームは音響効果等にもこだわっており、拡張現実の魅力を十分に感じられるようこだわった演出が評価されています。また、オプションコンテンツとして記念撮影モードが搭載されており、プレイヤーは画面内のキャラクターの撮影ができます。
「ロイと魔法の森」の今後
現在リリースされているゲームはあくまでチュートリアル的な内容にとどまっており、2020年は本編がリリースされる予定です。公式の紹介によれば、謎解き要素を含むストーリーが組み込まれた本格的なアドベンチャーゲームが期待できます。また、MRとAR双方でのコンテンツ開発を進めるcuriosity株式会社は、今後MRデバイスとスマートフォン双方でプレイできる環境を提供していく方針です。家ではMR、外ではスマートフォンといった形でゲームを楽しめるようになれば、ARやMRを用いたゲームは、より多くのプレイヤーにとって遊びやすいコンテンツとなっていくでしょう。