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AR(拡張現実)を活用したエンターテインメント系事例まとめ

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人を楽しませることを目的としたエンターテインメント系のサービスやイベントは、ARと相性が良いといわれています。実際にエンターテインメントとARを組み合わせた事例は、国内外で次々と誕生しています。本記事では、ARを活用したエンターテインメント系サービスやイベントの事例を紹介します。

Pokemon GO(ポケモンGO)

世間にARの存在を知らしめたゲームともいえるのが、「Pokemon GO(ポケモンGO)」です。ナイアンティックと株式会社ポケモンの共同開発によって誕生した本作品は、国民的人気シリーズであるポケットモンスターのゲームアプリです。本作品は、ユーザーが移動するとゲーム内のプレイヤーも連動して動く位置情報ゲームです。屋外を歩いているとさまざまなポケモンが出現し、モンスターボールなどで捕獲することで仲間に加えることができます。捕まえたポケモンを育てて他プレイヤーとジムでバトルしたり、他プレイヤーと協力しながら強いポケモンを捕まえたりするのが基本の遊び方です。ARモードをオンにしておくと、出会ったポケモンが現実の景色に重なって映し出されます。まるで本当にその場にポケモンがいるかのような感覚が得られるため、ポケモンのゲームをプレイしたことがあるユーザーにとっては、極めて充実度の高いコンテンツといえるでしょう。 さらに、「GOスナップショット」という機能を使えば、好きな場所に気に入ったポケモンを表示させ、写真を撮ることが可能です。ポケモンが出現する屋外だけでなく、家の中でも自由にポケモンを撮影できるとあって、ポケモンと生活をともにしている気分を味わえます。

H&M ARファッションショー

(引用元:magic leap)

ファストファッションブランドのH&Mは、2018年11月にARを活用したファッションショーを開催しました。ARファッションショーは、イタリアのファッションブランドMoschino、スウェーデンのAR/VRコンテンツ企業Warpin Mediaとの共同で実現したものです。来場した700人の観客は、通常のランウェイでのファッションショーを堪能したあと、ヘッドセットを用いたARのファッションショーを楽しみました。コーディネートや着用アイテムを見るだけでなく、空間に映し出されたアクセサリーに触れるという新たな体験も可能です。

 

(引用元:magic leap)

当初H&Mは、商品を紹介するひとつの方法としてAR活用をするのみと考えていました。しかし、ファッションショーが成功したことにより、今後はARをビジネスモデルへと積極的に組み込むことを検討するようになったそうです。

モデルのいないARファッションショー

(引用元:Watch Facebookファンページ)

ARファッションショーは多くのファッションブランドで導入が進められていますが、なかには風変わりなものもあります。 2018年、イランの首都テヘランでARを活用したファッションショーが開催されました。VR Vision portalと呼ばれる設備で体験できたファッションショーの特徴は、映像内にモデルがいないことです。人物は透明人間のように透過され、服だけがランウェイを歩いているような映像が映し出されました。人物が透過された理由は、イランの宗教にあります。イスラム教を国教とするイランでは、女性は顔と手以外を覆い隠すのがルールです。そのため、非イスラム教国で楽しまれるような服を、イランのモデルが着用することはできません。そこで、着用した女性モデルを映さず、服だけを映すという発想に至ったのです。そうすることでイランのファッション業界にインパクトを与え、デザイナーたちがルールに縛られない自由な女性向けファッションを発表しやすくなります。 モデルのいないファッションショーは、宗教上の理由があり根本的な解決が難しいとされる問題を、テクノロジーで解決できる可能性を示した画期的な事例といえます。

AR LIVE SOLUTION

(引用元:ARPオフィシャルYouTubeチャンネル)

音楽業界のなかでも、特に早期からARを取り入れたコンテンツの提供を進めてきたエイベックス。最先端AR技術を活用したARイケメンダンスグループ「ARP」をデビューさせ、ARライブを展開したことも話題になりました。そんなエイベックスが、「AR LIVE SOLUTION」をローンチしました。本サービスを用いれば、AIやバーチャルアーティストがリアルタイムでパフォーマンスを行うライブを作り出すことが可能です。2019年5月に実施されたテクニカルリハーサルでは、バーチャルアーティストの代表ともいえる初音ミクや先述のARP、VTuberからメジャーデビューした響木アオといったアーティストによるパフォーマンスが披露されました。また、パフォーマンスだけでなく、リアルタイムのライブだからこそできるアーティストと会場のコミュニケーションも実現しました。映像として楽しむだけでは終わらず、相互コミュニケーションができるバーチャルアーティストの新たな可能性が示された、先進的なライブといえます。

 

HoloBreak

(引用元:HoloBreak 公式サイト)

2019年9月、株式会社アカツキライブエンターテインメントはGraffity株式会社協力のもと、ARシューティングバトル「HoloBreak」を開催しました。HoloBreakは、スマートフォンを持って2対2でバトルするゲームです。会場となったアソビル内には8×5mの専用フィールドが用意され、参加者はフィールド内を自由に動き回って遊べます。スマートフォン画面をタップすることで発射できる弾を、的となる相手のスマートフォン目掛けて放ちます。

(引用元:HoloBreak 公式サイト)

複数回攻撃を当てることで、相手の的を破壊できます。相手の的をすべて破壊できれば勝利となりますが、タワーと呼ばれる復活エリアに駆け込むことで、的に受けたダメージを回復できます。そのため、素早くタワーを破壊したうえで相手の的を破壊することが、勝利への近道となるシンプルかつ戦略が大事なゲームです。スマートフォン内で完結するのではなく、実際に体を動かしながら楽しめるゲームとあって、スポーツの側面からも注目を集めるコンテンツになったといえるでしょう。

サラと謎のハッカークラブ

(引用元:サラと謎のハッカークラブ公式サイト)

ARを活用した体験型ゲームとして登場しているのは、スポーツ感覚で楽しむものだけではありません。プレティア・テクノロジーズ株式会社は、“新感覚”AR謎解きゲーム「サラと謎のハッカークラブ」を開催しています。本作品はプレイヤーが主人公となって実際に街を歩き回り、制限時間内に事件を解決すべくさまざまな謎を解いていくゲームです。位置情報を使ったギミックなど、体験型ならではの謎解きが楽しめます。第1弾のストーリーは、登場人物のひとりであるサラが所属するハッカークラブの入団試験を受けるというもの。そして第2弾は、ハッカークラブに入団して被害総額100億円という大事件の解決に挑む内容でした。第1弾と第2弾はともに好評で、当初は期間限定開催を予定していたにもかかわらず、どちらも常時開催となりました。さらに、第3弾の開催も予定されており、ARを活用した謎解きゲームの人気の高さがうかがえます。

ARを取り入れたエンターテインメントで臨場感を味わおう

現実の世界には存在しないものを視界に映し出すことが可能なARは、エンターテインメントの魅力をさらに高めてくれます。ユーザーが楽しめるコンテンツを継続的に提供するためにも、エンターテインメントサービスへのAR導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 ARを取り入れたサービスやイベントは、国内外で続々登場しています。自社でもARを活用したサービスやイベントを実施したいと考えている方は、ARサービスの企画や開発を行っている専門事業者へご相談ください。

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