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AR(拡張現実)を活用したアート系サービス・イベント事例まとめ
AR(拡張現実)を活用したアート系サービス・イベント事例まとめ

AR(拡張現実)を活用したアート系サービス・イベント事例まとめ

AR / VRコンテンツ

AR(拡張現実)を活用したアート系のサービスやイベントは、国内外で増えています。ARによって付加価値をつけることで、アートは「見る」だけでなく「体験する」ことでも楽しめるようになりました。本記事では、ARを活用したアート関連の事例を紹介します。

Art Technologies株式会社「ART START UP 100」

(引用元:ART START UP 100公式サイト)

企業向けのアートサブスクリプション事業を手がけるArt Technologies株式会社は、2019年9月25〜29日にアートコンペティション「ART START UP 100」を開催しました。これは、アーティストの継続的な作品制作を支援するとともに、新しいアーティストを発掘することを目的としたものです。アーティストから募集した作品100点を一律10万円で販売し、手数料等が引かれることなくすべてアーティストへ還元されるのが特徴。作品はすべて1点ものなので、購入希望者は特設サイトやイベントでの鑑賞を経て、抽選予約をする必要があります。

特設サイトの作品紹介ページには、webAR機能が活用されました。作品を飾りたいと考えている場所にスマホをかざすだけで、対象作品を映し出せます。自宅に作品を飾ったイメージが購入前にわかるため、作品購入の決断を後押ししてくれます。

香取慎吾氏個展「BOUM!BOUM!BOUM!」

(引用元:プレスリリース)

2019年3月15日から約3カ月間、アイドルでありアーティストでもある香取慎吾氏が東京で個展を開催しました。それが、「BOUM!BOUM!BOUM!(ブン!ブン!ブン!)香取慎吾NIPPON初個展」です。本個展は、ARアプリを用いた企画を行う体感型のアート展として注目を集めました。個展のAR企画で使用されたのが、株式会社MAGICと株式会社ワンオブゼムがリリースしたアプリ「pictPOP(ピクトポップ)」です。本アプリがインストールされたスマホを展示されている一部の絵にかざすと、スマホ画面に映し出された絵が動き出します。このAR企画は個展名にちなんで「ブンブンAR」と呼ばれ、来場者が撮影した写真や動画はSNSで広く拡散されました。

SK-Ⅱポップアップストア「SK-Ⅱワンダーランド」

(引用元:SK-II ワンダーランドページ)

高級スキンケアブランドのSK-Ⅱは、2018年11月26日から約2カ月間、ポップアップストア「SK-Ⅱワンダーランド」を出店しました。同ブランドの看板商品である「SK-Ⅱフェイシャルトリートメントエッセンス」の限定ボトルデザインをイメージした、ポップな世界観のデジタルアートを楽しめるコンテンツは、各メディアから注目を集めました。同ストアはGoogleのAR開発サービス「AR Core」を用いており、SK-Ⅱフェイシャルトリートメントエッセンスに配合されている成分のピテラをイメージした映像をスマートフォンに映し出せます。また、ユーザーは映し出された映像を自由に動かし、記念撮影を楽しめます。さらに、AR技術を活用した肌分析体験も提供されました。100万人以上の肌データと画像認識技術を用いた鏡「スキン スキャン」の前に座ると、自動で肌分析がスタート。分析した結果判明した自分の肌年齢は、自分のスマホでのみ確認できます。肌に触れたりメイクを落としたりすることなく肌年齢がわかるため、多くの女性から人気を集めました。

福岡市科学館「ARトリックアート展」

(引用元:福岡市科学館公式サイト)

日本国内の美術館や博物館、科学館などの施設でも、徐々にARが活用され始めています。福岡市科学館では、2019年4月20日から約1カ月間、特別展として「ARトリックアート展」が開催されました。トリックアートとは、人間の目の錯覚を利用することで、平面的なものが立体的に見える不思議なアートのことです。見る角度を変えて印象の違いを実感したり、臨場感のある写真を撮ったりできるため、子どもから大人まで楽しめます。福岡市科学館は、そんなトリックアートとARを組み合わせ、さらに不思議な体験ができる特別展を開催しました。無料アプリ「TRICKAR(トリックアール)」をダウンロードしたスマホをトリックアート作品にかざすと、スマホ画面上で作品が動き出します。恐竜に食べられそうになったりドローンに乗って空を散歩したりするなど、ARトリックアート独自の写真を撮ったり、動画を残せたりすることが大きな魅力です。

Apple [AR]T

Appleの店舗では、毎日「Today at Apple」という無料プログラムが実施されています。事前にAppleのWebサイトから申し込むことで、写真編集テクニックやコーディングスキルなど、Apple製品を使ってクリエイティビティを高めるプログラムへの参加が可能です。2019年夏からは、ARアートをテーマにした体験型セッション「[AR]T(アート)」がプログラムに加わりました。なかでも都市を散策しながらARを体感できる「[AR]Tウォーク」は、ゲーム感覚でアートを楽しめる人気のプログラムです。2019年11月時点では、サンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、パリ、香港、東京の6都市で実施されています。 [AR]Tウォーク参加者向けにiPhoneとヘッドホンが用意されているため、iPhoneを持っていなくても参加できるのが特徴です。街を歩きながら、世界のアーティストが手掛けたAR作品を鑑賞できます。Apple独自の拡張現実フレームワークである「ARKit」を活用しているため、アートを見るだけではなく、iPhoneの画面を通して触れたりさまざまな角度から覗き込んだりすることも可能です。街中でスマホを片手にアートとARの融合を楽しむことで、アートの新たな可能性に触れられます。

ARを取り入れた新しいアートを体感しよう

AR技術を活用することで、止まっている作品を見る以外に、動いている作品を見て触れるという新しいアートの楽しみ方ができるようになります。今後も世界中でARの活用が進むと、アートの楽しみ方は「見て、触れて、感じる」体験が主流となるかもしれません。 ARはアートだけでなく、あらゆる分野で新たな体験を生み出す一助となり得ます。ARを活用した商品やサービスを提供したいと考えている方は、専門知識とノウハウを持った会社へお気軽にご相談ください。

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